海外の銃器雑誌を読んでみた

ふと日本の銃器雑誌を読んでいると海外の銃器雑誌はどんなものなのかと気になり見てみることにしました。日本の銃器関係の雑誌はいつも読んでいるのですが海外のものは読んだことがありません。日本のものとどう違うのか見てみることにしました。

買ってみたのは「Guns & Ammo」と「Guns Magazines」の2冊です。ミリタリーイベントで安く手に入れることができました。

ではまずGuns&Ammoから見てみましょう。まず表紙にはでかでかとS&W社のM&P2.0の特集であることが分かります。2017年3月号なのでちょうど話題になっていたことですね。

見開き左ページにはスプリングフィールド社のAR15系商品であるSAINTの広告が、右のページにはSCCY社の護身用拳銃が載っています。SCCY社はアメリカの銃器会社で護身用に最適なコンパクトキャリーオートの拳銃が主力の企業です。こういきなり日本では馴染みのないものが出てくるのは面白いですね。

数ページめくったところ。ページの端側にはそれぞれ広告があり中央に記事があります。記事は訓練用のレーザーピストルやドイツとアメリカのガンスミスの違い、ルガーの銃身についてなどです。左ページの広告はスプリングフィールドのTRP拳銃、右ページの3つの広告は上から秘匿携帯用のホルスター、ボルトアクションライフル用のストック、そして日本ではまた聞きなれないテキサス州のBONDARMS社のデリンジャー拳銃の広告です。上に「Protect the 2nd Amendment!=憲法修正条項第2条を守れ!」と書かれているのが面白いです。よくアメリカの銃器規制でも聞く市民が武装する権利を定めた憲法です。実銃雑誌ならではであり非常にアメリカらしいのが面白いです。

さらにページをめくっていくと米軍正式採用で話題のP320の広告があります。また右のページの記事はこの雑誌の番組である「Guns&Ammo TV」と著者に関するものです。

そして出ましたこの号のメインであるM&P 2.0の特集です。こう最新の話題の銃器がこう紹介されるのは当然とも言えますが日本の銃器雑誌ともすごく似てますね。内容は10年たちアップデートされた内容とM&Pが法執行機関での運用で抱えていた問題などについてです。ダブルアクション拳銃からストライカー式の拳銃に乗り換えた際に増えた暴発などの問題ついて触れています。ダブルアクションで撃つ際4.5kgから6kgあった引き金の重さに慣れていたため、2.7kgから3.6kgほどと軽くなったM&Pに更新した際に暴発が増えてしまったようですね。

次のページには詳しいデータが詳細に載っています。バリエーションや使用弾薬による初速やグルーピングなどの違いなどのデータもあります。文字はグリップアングルについてですね。

もう数ページあったM&Pの特集からめくっていくとガーデニング用品の広告と銃器と関係ないのも出てきました。その下はライフル用ベンチレストの広告です。右ページの広告は銀の硬貨の広告ですね。記事は米西戦争でのアメリカ軍の野砲やライフルなど歴史的な考察です。

さらに数ページ進んだところです。同じように広告が左右にあり真ん中にはルガーの新製品である.300ブラックアウト弾を使うMini14に関する記事です。芝刈り機の広告なども並んでるのが面白いですね。日本の銃器雑誌には芝刈り機の広告を見ることはないでしょうからこういったのが多いのは面白いポイントです。

とりあえずGuns&Ammoの気になったページをいくつか紹介してみました。すごくざっくりですが全体的にこんな感じというのが分かっていただけたら嬉しいです。ではもうひとつの雑誌である「Guns Magazines」を見てみようと思います。

表紙はこんな感じです。Guns&Ammoと同じ2017年の3月号です。こちらの表紙はでかでかとスプリングフィールドのSAINTが載っています。一番上に抽選で1892レバーアクションライフルが当たると書いてあります。実銃が抽選で当たるってすごいですね。

ページをめくると左ページは銃器関係のアクセサリーがあります。Arisaka Keymodってなんだろう… すごく気になる。右ページはEuropean American Armory社製の拳銃です。

さらにページをめくったところ。記事は射撃競技での拳銃へのダットサイトの使用に関するものです。右ページの広告は弾の保管用の箱ですね。マガジンごとセットするものや箱を収納するものなど様々です。ちょっと日本でも売ってたら欲しいかも。

記事はハンドロードしたウィンチェスター.250弾の性能表です。右ページはショットガンで有名なモスバーグ者のボルトアクションライフルですね。

さらに進むと歴史的な記事がありました。西部開拓時代アメリカのカスター将軍がリトルビッグホーンの戦いで使った銃器とその効果などを検証するものです。使用弾薬やその弾道とその効果など詳細に書いてあります。右ページには日本でも有名なSTI社のカスタムガンがあります。

そして進むと旧日本軍の銃器に関する記事がありました。現代で実際に撃ってグルーピングなども検証しています。日本の銃器達でありながら日本ではできない検証ができるのがうらやましいですね。

次はハンティング系の記事です。ニュージーランドでの記事みたいですね。SWATが使う1911としても有名なキンバー社製のハンターと呼ばれるボルトアクションライフルのレビューです。スコープや使用した弾薬、ニュージーランドでの狩猟体験が記事になっています。

雑誌の奥のほうに行くほどやはり広告が増えてきます。左ページは銃身清掃の用具とナイフのレビュー記事、右ページはコンシールドキャリー専門の雑誌の広告ですね。コンシールドキャリー自体を専門に扱っている雑誌というのがすごいですね。アメリカでは銃器は純粋にホビーではなく身を守るツールでもあるというのが分かります。

 

かなり後ろのページは最近発売された新製品の紹介となってました。弾のハンドロードの器具や金属製の標的、ツールナイフからマガジンなどが並んでいました。

いかがでしたでしょうか?銃器の特集などは日本の銃器雑誌とレイアウトや内容など似ている部分もありますが、広告では日本では聞いたことのないメーカーの銃や用品なども多いのが印象的でした。ちょっと単調になってしまいましたが、雰囲気だけでも海外の銃器雑誌がどんな感じのものかわかっていただけたら幸いです。