銃とは?

銃とは何か?

銃とは火薬を燃焼されることで発生する高圧のガスを利用して筒状の銃身から銃弾を発射するものです。英語ではGun(ガン)と言いますが、英語では大砲なども含まれる意味になります。日本語では砲(一般的には20mm口径以下)のものを意味します。銃というと火縄銃や現代のようなライフルを創造するかもしれませんが、発明された時のものは今とは大きく違うものでした。

銃の歴史
画像:初期の銃器であるハンドキャノン

初期の銃自体の歴史は1300年ほど前まで遡ります。その時代は木の棒の先に青銅で出来た筒が取り付けてあるごく単純なものでした。その銃身の中に火薬と弾を込めて点火する銃器です。これは中国で開発されヨーロッパまで伝わったと言われています。もののけ姫にもこのタイプの銃器が登場していたりします。

その後には日本でもおなじみの火縄を使って銃身に込めた火薬に点火する火縄銃が誕生します。現代の銃器のように引き金がついており、肩の高さまで構えて撃てるようになりました。仕組みについては画像をご覧ください。

火縄銃は火縄によって点火しますが火縄が雨に弱いため、そして火のついた火縄の管理が大変なためこの後に様々な点火方法が考案されます。それが火打ち式や管打ち式銃と呼ばれるものです。基本的な構造は火縄銃とは変わりません。主に変わったのは点火方式です。

どちらも火縄銃と同じように銃身の先から弾と火薬を込めることについては変わりません。火打ち式の場合は強くこすると火花が発生する火打ち石を利用し、管打ち式は叩くと爆発する火薬を利用して銃身内の火薬へ点火するというものでした。この後に銃器において大きな二つの発明が起こります。ライフリングと金属製薬莢の発明です。

ライフリングの登場

ライフリングとは銃身内に刻まれているらせん状の線です。これによって銃弾が銃身内と通る時に回転が加えられより真っ直ぐ銃弾が飛ぶということが発見されました。ライフリングのある銃をライフルと呼び、ライフルは16世紀ごろからすでに存在していました。しかし昔の銃は銃身の先から直接弾を込めるのでライフリングがあると押し込むのが大変でした。そのため命中率は非常に高いのですが、弾を込める時間がライフリングのない銃よりさらに大変でした。そのため19世紀中ごろまで専門的訓練を受けた兵士や農民がハンティングに使用するに留まりました。しかしこれは金属製薬莢の登場によって劇的に変わります。

金属製薬莢の登場

金属製薬莢とは文字通り金属製の薬莢という部分に火薬と雷管と呼ばれる点火薬の入った部品がセットになったものです。そしてその先に飛んでいく銃弾が差し込んであるものです。これによって昔は銃身の先から火薬と弾を流し込んでいたのですが、このセットになったものを銃に込めるだけで迅速に撃つことができるようになりました。またそれは銃身の先からではなく、後ろから込めることができるようになったのでライフリングも問題とならなくなったのです。

現代でも使われている銃弾はこの金属製薬莢式のものです。ライフリングと金属製薬莢によって今私達の知っている銃となり現代に至ります。