散弾銃

散弾銃(ショットガン)とは多数の小さい弾丸を散開発射する大口径の大型銃の総称です。 クレー射撃や狩猟、有害鳥獣捕獲または軍用で使用されています。

その特徴としては多数の小さい弾を広い範囲に撃てることから近距離においては高い命中率を期待することができます。一度の射撃で散弾をばら撒けるため移動する標的に対し効果的であり、狩猟用に広く利用されている。

ショットガンには主に3種類のタイプがあります。中折れ式、ポンプ式、自動式の3種類です。

中折式散弾銃(ブレイクアクション ショットガン)


画像:水平2連式散弾銃

中折式(なかおれしき)散弾銃は文字通り中央部が折れて弾を込めることができるタイプの散弾銃です。右にレバーを操作すると画像下のように折れてそこから弾を2発込めることができます。

昔は狩猟用としてこの水平2連式がよく使われましたが、現在ではほぼ見ることはありません。同様の機構で銃身が上下に2つ重なっている上下2連式が狩猟とスポーツ両方で使われるメジャーな散弾銃となっています。

ポンプ式散弾銃


画像:代表的なポンプ式散弾銃のひとつであるレミントンM870

ポンプ式は1発撃つごとに銃前方の銃身下にあるフォアエンドという呼ばれる握りの部分を操作することによって弾の装填をするタイプの散弾銃です。弾は機関部下の装填口より装填し、銃身下に伸びているチューブと呼ばれる部分に重なって装填されます。一発撃つごとにフォアエンドを映画などで見るようにガチャ!と操作することによって次の弾が機関部に送られるようになっています。

2連式の散弾銃より多く装填できる(画像のM870は4発)ことと、確実な作動性によって古くから使われている散弾銃です。こちらは警察や軍隊、狩猟などで幅広い用途で使われています。その理由としては通常の散弾だけでなく、用途にとって非致死性のゴム弾やドアを破壊して開けるための専用弾など

では以下の動画でポンプ式が実際どう作動するか見てみましょう。

ポンプ式散弾銃の作動の解説動画(01:00頃から見てください)

自動式散弾銃(オートマチックショットガン)

レミントン M1100

自動式散弾銃は一発撃つごとに操作する必要があるポンプ式とは違い、撃つごとに発射ガスを利用して自動で装填と琲莢を行う方式の散弾銃です。そのため一度装填すれば引き金を引くだけで次々と撃つことができます。

近年では警察や軍隊で採用が進んでおり、クレー射撃などでも幅広く使われています。

ではどう作動するのか動画で見てみましょう。同じ自動式の散弾銃でも様々な機構がありますが人気のあるベネリ製の作動アニメーション動画を見てみましょう。

自動式散弾銃(ベネリ自動式散弾銃)の仕組みを解説したアニメーション

散弾銃は民間、軍隊、警察に関係なく最も幅広く使われ需要のある銃器と言えるでしょう。そのため世界で最も使われるタイプの銃器の一つと言う事ができます。