弾の種類

弾の種類

拳銃弾

拳銃弾は文字通り拳銃用の銃弾です。しかし短機関銃も拳銃弾を使用するので厳密には拳銃だけの弾ではありません。特徴としては遠距離の射撃を目的としていないため弾頭が重く丸っこいところがあります。またそのためライフルのように貫通力は高くありません。

拳銃弾としてポピュラーなのは9mm弾と.38special弾です。9mm弾は主に自動拳銃や短機関銃の弾として非常に幅広く使われている弾です。.38special弾はリボルバー拳銃用の弾であり日本の警察官の拳銃もこの.38special弾を使用しています。

散弾(ショットシェル)

主に散弾銃に使われる狩猟用の弾です。飛んでいく弾頭がひとつでなく複数あり、その大きさも様々な種類があります。主に鳥獣用の細かな散弾の入っているバードショットと鹿撃ち用のバックショットがよく使われています。

これらの弾は銃身から出た瞬間から広がっているため、移動している標的を撃つのに適した弾になります。散弾の広がり方は銃の銃身の先にあるチョークという部分の絞りで調節します。

散弾は底部のみが金属製で散弾の入ってる上部の部分はプラスチックで出来ているのが特徴です。

ライフル弾

ライフル弾は遠距離の射撃に適した弾薬です。現在軍用として主に使われているのは自衛隊や米軍など西側の自動小銃は5.56×45弾、ロシアなど東側の国でよく使われるAK47やAK74自動小銃用の5.45×39弾と7.62×39弾です。狩猟用としてはそれらより大きい30-06弾(7.62×63)と308ウィンチェスター弾(7.62×51)が人気です。

ライフル弾の特徴としては弾頭が風の影響を受けにくいように先が細くなっていること、そしてその形状から貫通力が高いです。また薬莢部が長く拳銃弾などより装薬量(火薬の量)が多いことが挙げられます。これらの特徴から古くから軍用やハンティングでは一番使われることの多いタイプの銃弾です。

弾頭の種類
上では主な銃弾の種類を紹介しましたが、銃弾には弾頭にも用途によって様々な種類があります。

・フルメタルジャケット弾
鉛で出来た弾頭部分を薄い真鍮で覆った弾です。映画の題名にもなっていますね。かつて弾頭はすべて鉛で作られていました。しかし過去では戦争において撃たれた兵士が鉛中毒などによって治療が困難になったり不必要な苦痛を与えるということが起こっていました。そのため軍用の弾は原則このフルメタルジャケット弾にすることが定められています。軍用としても一般人の銃器所持者にとっても最も一般的な弾頭です。

・ソフトポイント弾
鉛の弾頭が何にも覆われていない剥き出しの弾です。鉛がむき出しのため目標に命中した際に激しく変形するため人体に対して強力な弾です。安価ながらも非人道的であるため練習用などに使われています。

・ホローポイント弾
弾頭の中央部がくぼんでいる弾です。人体へ命中すると弾頭がひしゃげて広がり、人体に対して非常に強力なダメージを与えます。弾がひしゃげるため貫通力が低く、また犯人を確実に制圧できるため警察などにおいて使用されています。

・曳光弾
撃つと弾頭後部から光を発して弾道の軌跡が見える弾です。機関銃などにおいて数発に1発の割合で混ぜて射撃中の照準の調整などに使われます。

他にも様々なタイプの銃弾や弾頭などがありますが、ここでは一部メジャーな物のみを取り上げました。